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ティアック社小泉氏のインタビューもこれで第3回目!今回はサクラ楽器でもおなじみのCD-GT2をはじめとしたTASCAMトレーナーシリーズを大特集!練習で使える定番機能から、アクロバティックな使い方まで、全てのミュージシャン必見の内容となっています!是非最後までお見逃しなく!! |
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まず話は遡りますがCDトレーナーの開発経緯を教えてください。 |
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事の発端はギタリストでもある弊社代表の英が自分でギターを弾きながら「ギターを練習する時にこんなのがあったらいいな」と思ったことにあります。一般のオーディオ機器ではギターを練習する上で不満があり、ギタリストの視点から練習用に特化したプレーヤーを作ろうということで初代CDトレーナー[CD-GT1]が製品化される運びとなりました。その後、機能や使い勝手を改善した後継機種の[CD-GT1 MKII]が、そして現行商品の[CD-GT2]が発売された流れとなっています。端的に言うと社長がギタリストとして欲しかったものを作った、そういう機械です。
この商品はティアックでなければ作れなかった製品ではないかなと思っています。CDドライブを扱う技術に加えて音楽制作や練習の実情を知らなければこの製品は作れません。 |
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| 以前はギタリストのためだけのプレーヤーというもの自体ありませんでしたよね。このCD-GT2の機能と初代CD-GT1の機能では根本的なコンセプトとして変わりはないんですか? |
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そうですね、同じです。ただし色々な面でブラッシュアップしています。
再生機能を使った際の音質が向上していますし、操作性もディスプレイやボタンの配置などを見直し、使い勝手をよくしています。二世代目の製品になりますのでCD-GT2の完成度はかなり高いと思っています。実際使っていただいているユーザーの方からもご好評いただいています。 |
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| 今のシリーズだとギター用の他にベース用、ボーカル用もありますよね。それぞれに役割があると思いますが、決定的な特徴はどういったところにあるんでしょう。 |
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| それぞれ専用のエフェクトを搭載している点が一番大きな違いです。他には入力の仕様がそれぞれの楽器や用途に最適化されています。 |
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| なるほど。それでは例えばアコギやドラムなどをやっている人は何を使えばいいですか? |
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CD-VT2が一番幅広く対応出来るように作ってありますので、CD-VT2がいいと思います。アコギを使われる場合でしたらマイクを一本立てていただけるとCDと自分の音のバランスをうまく取ることが出来ますよ。
ドラムは生音が大きいのでマイクは立てなくてもいけるかもしれません。電子ドラムならケーブルでCDトレーナーと繋ぐだけでOKです。CD-VT1の頃はボーカルトレーナーという名称だったんですが、ボーカルだけでなく幅広く使っていただきたいということでリファインし、今はミュージック&ボイストレーナーになっています。
その他、管楽器もクリップマイクをつけていただいたら練習しやすいと思います。電気信号として出力されるものならどんな楽器でもCD-VT2で使えますね。 |
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| CDトレーナーの次にMP3トレーナーシリーズが出たと思うんですけど、やはり基本的に出来る機能としてはCDトレーナーとそんなに変わりはないんですよね? |
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はい、機能としてはほとんど同じです。異なる点として、それぞれアダプターの他にCDトレーナーは乾電池、MP3トレーナーは内蔵充電池で駆動します。また、MP3トレーナーの方がコンパクトですね。
操作性の面で言うと、MP3トレーナーはジョグダイヤルでのスムーズな選択が可能です。対してCDトレーナーの方はチューナーやメトロノームなど、それぞれ個別で分かりやすくボタンが設置されていますので、デジタルが苦手な方はCDトレーナーの方が使いやすいと感じるかもしれません。 |
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| それでは今回お持ちいただいたCD-GT2の具体的な操作方法を実際に使いながら説明していただきます。 |
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はい、まず本体の蓋を開けてCDを入れます。一般的なCDプレーヤーと同じように自動的に読み込みが始まります。お手持ちのギターはシールドでプレーヤー本体の「GUITAR IN」に接続します。音をヘッドフォンで聞く場合は「PHONES」に、スピーカーから聞く場合は「LINEOUT」にそれぞれ繋いで下さい。セッティングはこれで完了です。
搭載されたチューナー機能でチューニングを、エフェクト機能で音作りをしていただければより気持ちよくプレイしていただけます。 |
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一般のプレーヤーでループ機能を使うと1曲丸ごとループが掛かっちゃうんですよね。CDトレーナー本体の[IN/OUT]というボタンがありまして、1回押すとループ開始ポイントが設定され、もう一度押すとループ終了ポイントが設定されます。これで永遠にINとOUTの間をループできます。
例えばAメロの部分・ギターソロの部分だけを繰り返し練習することが出来ます。バンドを組んでいるとセクション毎に練習する人が多いと思うんですが、一般のCDプレーヤーで同じようにセクション練習しようとすると、自分で巻き戻す作業はかなり煩わしく感じますよね。他の機能の方が目立っていますが、僕はこの曲中ループ機能が一番便利じゃないかと思っています。 |
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VSA機能という機能があり、音程を変えずに速度を変える機能です。
練習の時には遅いスピードから合わせていって、演奏出来るスピードを段々と上げていくという使い方が有効です。
操作は簡単、[TEMPO]のボタンを押してあとはお好みのスピードになるまで + か − を押していく、これだけです。この機能を使用した際の音質が初代に比べてかなり改善されています。ただ、物理的に無理なことをがんばって処理してますので、音源によっては音質が変わってしまう場合もあります。
この機能目当てで購入する人も多い、目玉機能ですね。 |
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VSA機能の派生といいますか、同じような機能でキーコントロールというものもあります。カセットを使っていた方は覚えていると思うんですが、音程を上げるとスピードも上がってしまう、これをスピードはそのままで音程だけを変えることが出来ます。
具体的に使い方としては、半音下げで演奏されている曲を練習する場合、自分のギターを半音下げにせずこれで楽曲を半音上げてしまえばいい、とまぁこんな使い方とかですね。また、ファインピッチという機能もありまして、これは半音以下でさらに細かい微調整ができるものです。管楽器の練習時に微妙なピッチ調節ができます。 |
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CDに入っているギターの音を小さくする機能です。センターをはじめとして左右どこの部分にいるギター音を消すか調整も出来ます。
例えばツインギターの曲で右側から鳴っている音だけ小さくするということも出来ます。また、レンジという調整機能もありまして、消したいギターの音域をALL/MIDDLEのどちらかで指定出来ます。ALLにすると全般的に広く減衰します。MIDDLEにすると中音域のギターを中心に減衰します。
ただし音源によって消えやすいものと消えにくいものもあります。 |
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エフェクトの画面の中で、どのエフェクターを使うのか10個バンクが組めるようになっていて、このバンクの切替をフットスイッチで行えます。バンクを作っておいて曲調に合わせてエフェクトを切替えるといった使い方が、フットスイッチを使えばギターを弾きながら出来ます。
また、早送りと巻き戻しもフットスイッチで出来ます。さらにFLASH BACKというボタンがあって、これは何秒間か前に戻るというボタンなんですが、これもフットスイッチに対応しています。
例えば練習をしていて、「あ、ミスった」という時に踏んでもう一回やる、みたいな。いちいちピックを置いて指で押すより効率的ですね。 |
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| パソコンのソフトだと同じようなことが出来るものもたくさんあると思うんですが、ハードでこれだけ出来るのはすごいですよね。 |
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| 一台でこれが全部揃うものはなかなかないでしょうね。練習って基本的にみんな嫌なものなので(苦笑)、なるべくサクっと始めたい、そういう時にトレーナー一台置いてあればすぐに始められますので非常に便利です。ギターが歪んでいるだけで弾く気になってくるところもありますが(笑)、エフェクターをセットするだけで大変ですからね。 |
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| 本当、ギター本体にシールド、CDトレーナーにヘッドフォンがあればある意味それだけで事足りちゃったりしますよね。CDトレーナーって普通にヘッドフォンアンプとしても使えますもんね。 |
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そうです。ギターって普通のコンポに挿せないですし、ギターの音をただヘッドフォンから出そうとしても結構苦戦すると思うんですね。やっぱりアンプ使うしかないかな、、という感じだと思いますので。 |
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| イレギュラーな使い方としてはアウトプットがついていますので、CDトレーナーをマルチエフェクター的に使うことも出来ますね? |
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| 出来なくはないですね。初心者の方であれば、トレーナーでエフェクターの使い方を覚えていただいて、後々好きなものだけバージョンアップしていただいてもいいかなぁと。CDトレーナーも中のエフェクトの組み替えが出来ますので、オーバードライブ買ったらオーバードライブだけオフしてもらえばいいですね。そのまま使えます。 |
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| ずばりギターとか繋がずにただ単にCDプレーヤーとしても使えますよね。(笑) |
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実はそうです。話に出しずらかったんですが、、、(笑)
1万5千円出すとこんなにいいCDプレーヤーが買えちゃいます、みたいな。今携帯CDプレーヤー、安いのになると出力の端子が少なかったり再生機能が弱かったりしますからね。 |
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| このため、このため、って本当に色んな機能がありますね。一個一個金額にしていったらものすごい高いツールになりそうです。 |
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| 個別で見ればスペックを上回るものもあるかもしれませんが、未だによくこれだけの機能をこんな金額で作ったねって言われますよ。 |
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| スタジオもって行ってもいいですよね。コピーしている曲をゆっくり聞いてみようってことで。 |
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| そうですね、スタジオで録ってきた音源をCDにして入れていただければバンドの練習としてそのまま使えますからね。僕もバンドをやっていた時にはギターの奴が打ち込んだ曲聞いて練習してましたので、オリジナルの人でも使えます。演奏しながらちょっと違うテンポやキーの雰囲気を見てみるなど、アレンジ的な様子見もトレーナーを使うとすごい簡単に出来ますよ。 |
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| 初心者の方のギターコピー用としてもちろん使っていただけますが、上級者の方でも存分に活用していただける機械だと思っています。ギターコピーだけじゃなくって練習用のツールとして、一回買ったらたぶん音楽やめるまで色々と末永く使えます。「音楽の友」みたいな、そんなニュアンスで捕らえていただければうれしいですね。 |
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僕自身、楽器を始めた時はとにかく好きなアーティストの曲を片っ端からコピーしまくってましたが、インディーズバンドや海外アーティストの曲は楽譜がないものが多いので、耳コピには相当苦戦していた思い出があります。楽譜があってもフレーズが速すぎて理解出来ない部分とか、結局今も弾けないまま諦めちゃったものもあります…。CDトレーナーを使えば最大半分の速さまでスピードを遅くすることが出来るので、ちょっとずつ速くしていけばいつの間にかプロミュージシャンと同じスピードで演奏しているかもしれないですね!考えてみたら、例えばアスリートで高飛びの選手もいきなりオリンピック記録から挑戦はしない訳ですし、最初はゆっくりから徐々にスピードを上げていけば確実にスキルを身につけていくことが出来そうですね♪ |
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